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BLOG2025年7月15日

【ホイスコーレ宜野湾】CADってなんだろう? ー Uさんの挑戦 ー

「CADってなんだろう?」から始まった挑戦
― Uさんが見つけた、自分だけのカタチ
就職に向けて、一歩を踏み出したいと思った

「就職するために、何か技術を身につけたいと思っていました。」
そう語るのは、ホイスコーレ宜野湾に通うUさん。

「見学に行ったとき、パソコンに特化した訓練内容を知り、とても魅力的だと感じました。」

新しい環境に対する期待と同時に、不安も抱えていたUさんでしたが、「やってみたい」という思いが一歩を踏み出す力になりました。

線を引くことすら、最初は大きな挑戦だった

CAD画面に向かうUさんの背中

ホイスコーレ宜野湾で、Uさんが最初に取り組んだのはCADの操作でした。

「CADは、それまで一度も触ったことがなく、操作がとても難しく感じました。」

細かな操作や独特のツールの使い方に戸惑い、最初は線を引くだけでも大きな壁に感じたそうです。それでも、日々の訓練を重ねる中で、少しずつできることが増えていきました。

家具の3D製図の課題を、自分ひとりで取り組むことができたとき、とても嬉しかったです。

線や図形が立体になり、自分の手で形を作り出せた経験が、大きな自信につながりました。

実習で広がった、CADの先にある世界

半年が経つ頃、Uさんは実習に挑戦しました。行き先は、アソシアD&Iでした。

「これまではCADやパソコン操作の訓練が中心でしたが、実習では建築の世界の奥深さを感じました。」

実習では、ただパソコン作業をするだけではなく、現地でキャンプ用のテントを立てる作業を体験。ペグを打ち、ロープを張り、その力の釣り合いが建物の構造や内部の空間の成り立ちにつながっていることを学んだそうです。

建物や生活する空間が、さまざまな力のバランスで成り立っていることを実感できました。

現場を体験することで、CADの操作が単なる技術ではなく、実際の建物や暮らしとつながっていることを深く理解することができたと言います。

「苦手」だったことが、挑戦したいことに変わった

「通う前は、CADの専門的なツールに強い苦手意識がありました。でも、訓練を重ねるうちに、どうすればできるのかを知りたくなってきました。」

今のUさんには、新たな目標があります。

今作っている3Dの図面を完成させたいです。それだけでなく、他のパソコン関連の技術やソフトにも挑戦してみたいと思っています。

ホイスコーレ宜野湾での訓練を通じて、ただ技術を学ぶだけでなく、自分自身が成長していく喜びを感じている様子が伝わってきます。

カタチになっていく、自分だけの作品

完成した3Dモデルを画面に映す様子

「ホイスコーレ宜野湾で一番うれしかったことは何ですか?」と尋ねると、Uさんは答えました。

CADの課題で、事務所の図面をもとにオリジナルの3D製図を作っているのですが、それが形になってきているのがとても嬉しいです。

線がつながり、立体が現れ、自分が手がけた空間が画面の中に広がる。Uさんは、その手応えを確かに感じています。

 


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アソシアホイスコーレ宜野湾(就労移行)